過酷なスカウトマン事情を描いたハード作!
新宿・歌舞伎町のスカウトマンの過酷な日々を描いたアングラマンガのレジェンド作、『新宿スワン〜歌舞伎町スカウトサバイバル〜』全38巻のあらすじをまとめました!
本作は実在したスカウト会社で実際にスカウトマンとして働いていた作者、和久井 健が実体験をもとに描いた“裏社会活劇”です。
主人公のタツヒコたちが紹介する「風俗」「水商売」「AV」を中心に、ヤクザに薬(シャブ)、金、暴力、友人・知人の死など、あらゆる裏社会の要素がリアルに描かれています。
『新宿スワン』の見所(みどころ)
テーマがテーマだけに重たい話も多分にありますが、過酷な経験を通してタツヒコが“人間”として成長する様が本作の見所です。
また、タツヒコをスカウトの世界へ引き込んだ張本人でもあり、タツヒコの上司でもある真虎(マコ)さんの男気と色気も見所の一つです!
本作は初期編に始まり、「渋谷AV編」「闇金編」「横浜王国編」と多くの章に分かれていますが、各章において真虎(マコ)さんは当事者であり、フィクサーとして動いています。
ミステリアスな一面を持つ真虎(マコ)さんと、常に直球勝負で動いているタツヒコのシナジーは本作の魅力といえるでしょう。
アングラだけじゃないビジネスマンガの一面
水商売やヤクザなどアングラ面が目立ちがちな本作ですが、組織の中の役割や縦関係、会社同士の対立などビジネスに通ずる要素がいくつも盛り込まれています。
また本作を読むと浮ついた職業に見えるスカウト集団も、あくまでも会社組織であり、目標や売上、役職や給与など我々と変わらないルールにも則っていることを実感します。
バーストという会社の中で与えられた任務を遂行するタツヒコ、真虎(マコ)さん、関さんの“仕事ぶり”は、もはやビジネスマンガといっても過言ではないでしょう。
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『新宿スワン』第1~10巻のあらすじ(ネタバレ)
『新宿スワン』第1巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”の見習い社員となった白鳥(しらとり)タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋(あっせん)し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!! 日本最大の繁華街の雑踏に立ち、覗き込んだ裏社会のリアル。歌舞伎町のスカウトほどサイテーで最高な商売はない!!
『新宿スワン』第2巻のあらすじ(ネタバレ)
東京新宿歌舞伎町――。スカウト会社バーストの見習い社員である白鳥(しらとり)タツヒコは、ウハウハ高収入生活を夢見てがんばる19歳。だが現実はそう甘くなかった……。あっというまに一文なし、住む家さえも失って、最底辺からの再出発。歌舞伎町でのしあがるのは強いうえに賢い男だけ……!!
『新宿スワン』第3巻のあらすじ(ネタバレ)
誰しもが欲に溺れる極彩色の蟻地獄!! 白鳥(しらとり)タツヒコは社内の幹部昇進レースに敗れた、負け犬スカウト19歳。だが、そもそもの敗因は同僚・ヒデヨシによる裏切りだからタツヒコの怒りは収まらない!! 新幹部の座をかすめとったヒデヨシを討つために、タツヒコは反撃に転じる……!
『新宿スワン』第4巻のあらすじ(ネタバレ)
風俗店の一室でタツヒコが目撃したのは同僚スカウト・ヒデヨシの“ヤクの売人”という裏の顔だった! その事実を知ったバースト社長・山城は即座に動く。ヒデヨシとその背後にいる売人組織をぶっ潰すべく、社員全員に出撃を命じたのだった……。歌舞伎町じゃあ“悪”は“悪”によって裁かれる!! タツヒコとヒデヨシの“空白の5分間”描き下ろしも収録!!
『新宿スワン』第5巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウトの仕事にも慣れ、3人の新人をまかされる立場となったタツヒコ。順風満帆の歌舞伎町ライフ到来と思いきや、訪れるのは面倒なトラブルばかり……。そんな矢先、タツヒコは幹部・真虎(マコ)に呼び出され、新たなビジネスについての相談を受けるのだった……。金ほしさに、女は体を男は心をささげだす。新章【渋谷編】開幕! 垣間見る、人間の欲望の奥の奥!!
『新宿スワン』第6巻のあらすじ(ネタバレ)
規模拡大のため渋谷進出を決意したスカウト会社“バースト”は、手始めにタツヒコと犬飼を“AV進出特攻隊”とし、送り込んだ。だが無論、渋谷を縄張りとするスカウトたちは黙ってはいない! 謎めいた美人姉妹をも巻き込んで、悪党どもが火花を散らす!!
『新宿スワン』第7巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”のAV進出作戦は、渋谷のスカウト会社“パラサイツ”との抗争に発展したが、ケツモチのヤクザ同士の話し合いにより、円満な解決に収まった。一方、渋谷でスカウトを続けるタツヒコと犬飼も美人姉妹の妹・アオイをAVデビューさせることに成功した……が!? 聴かせよう、“破滅”の足音! 最上級の悲劇にシビれろ!! 大ヒット歌舞伎町コミック!
『新宿スワン』第8巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”の渋谷進出作戦はタツヒコと犬飼の働きにより、成功を収めた。だが、犬飼は担当するAV嬢・アオイの、掛け持ちという不祥事によりヤクザに監禁されてしまった。犬飼を見捨てるという会社の意向に逆らって、単身救出に向かったタツヒコだったが……。夜明けが連れてくる悲劇の結末は……!? 描き下ろし1話を収録した、【渋谷編】完・全・終・結!! そして新章へ!!
『新宿スワン』第9巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”は、ひとつの節目を迎えていた。それは新宿に起きていた異変。スカウトマンが立つ場所がない。そして、スカウトマンたちの出勤率の悪さ――。原因は、歌舞伎町に巻き起こった“闇金ブーム”だった! 多重債務者から巻き上げた金を、キャバクラで湯水の如く使いまくる闇金業者たち。若者たちは、割の悪いスカウトマン稼業を手抜きしはじめて、闇金との掛け持ちに走る!!
『新宿スワン』第10巻のあらすじ(ネタバレ)
ここでは喰うか喰われるか!! 歌舞伎町を襲った“暴利”の嵐! 狙われたのは“お人好し”!! タツヒコが紹介した多重債務者のマユミは、店の名簿を盗んで闇金業者に流していた。捕まったマユミから出た言葉は「タツヒコにそそのかされた……」!? 逃げ場を失ったタツヒコは、“バースト”の名簿を盗んで逃走した!! 俺をハメたのは誰だ!? 【闇金編】容赦なくエスカレート!
『新宿スワン』第11~20巻のあらすじ(ネタバレ)
『新宿スワン』第11巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”の一員・白鳥(しらとり)タツヒコは、スカウトした女・マユミの裏切りにあい、自らの居場所“バースト”からも追われる窮地にあった。逆襲の時を待つタツヒコ、だが制裁を加えるべく放たれた追っ手は目前まで迫りつつあった……!! 【闇金編】死地へ!! 奴等は人の“明日”を喰う!! 最強“悪党”コミック、さらに加速――。
『新宿スワン』第12巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”の一員・白鳥(しらとり)タツヒコは、闇金オーナー牛尾(うしお)にハメられ、結果、会社を裏切り、身内から追われる身に……。牛尾への逆襲とマユミの奪還を心の頼りに、懸命にもがき続けたタツヒコだったが、あえなく失敗に終わった。今、すべてをあきらめ、牛尾の下に投降する……。【闇金編】終焉の宴! 負け犬タツヒコに用意された、ふさわしい“最期”!!
『新宿スワン』第13巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”の一員・白鳥(しらとり)タツヒコは平社員から中堅社員へと昇進した! 責任は増すが旨味も増す立場に、タツヒコは気合新たに挑むが空回り……。失態続きで失った信用を回復するため、“平社員降格”を賭けて新規開店キャバクラのオープンに取り組む! 開店当日、結果やいかに! 危険なる新章【横浜王国編】開幕!!
『新宿スワン』第14巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”の一員・タツヒコは、社長の命を受け、横浜に向かった。その目的とは“横浜バースト”を立ち上げること! 平社員降格の危機が一転、成功の暁には幹部昇格が約束された。だが、タツヒコの前に立ちはだかったのは横浜唯一のスカウト会社、ウィザードの社長・タキマサキだった……。ウィザードに拉致されたタツヒコを救出に向かうは、バーストの狂犬・関玄介(せき・げんすけ)! 【横浜王国編】加速!!
『新宿スワン』第15巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”の一員・白鳥(しらとり)タツヒコは“横浜バースト”設立のため、敵地へと入る。だがウィザード社長・タキマサキは、警察とヤクザの間に強固な関係を築きあげていた。なんとかそのトライアングルを崩そうとしていたタツヒコだったが、突然社長・山城が関に対してクビを宣告。タツヒコの孤軍奮闘が始まる……! 新宿VS.横浜全面戦争、狂乱の第2ラウンド! 【横浜王国編】大加速!!
『新宿スワン』第16巻のあらすじ(ネタバレ)
白鳥(しらとり)タツヒコは“横浜バースト”の設立のため、敵地・横浜へ。警察、ヤクザとの鉄壁のトライアングルを崩し、横浜進出は成功したかに見えたが、ウィザード社長・タキマサキは、逆にバーストの牙城・新宿歌舞伎町に進出していた……。バーストVS.ウィザードの決着は、タツヒコとタキの拳に委ねられた……!! 【横浜王国編】ついに最終局面。タツヒコVS.タキ、深夜のタイマン!!
『新宿スワン』第17巻のあらすじ(ネタバレ)
東京新宿歌舞伎町。スカウト会社バーストの白鳥タツヒコは、横浜唯一のスカウト会社・ウィザードと死闘を繰り広げるが、元バースト幹部・関の提案により、ウィザード社長・タキとタツヒコのタイマンで雌雄を決することに!! タツヒコはなんとか勝利したが、タツヒコの拳を受けて倒れたタキは、身を虚空へ躍らせ自らその命を絶つ……。横浜王国編、ついに完結!! そして新章ホストバブル編もスタート!!
『新宿スワン』第18巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社“バースト”を飛び出した白鳥(しらとり)タツヒコは、警察のお世話になっていた。それを助けてくれた早乙女から1枚の名刺を手渡される。行くあてもなく、訪れた店はなんとホストクラブ! タツヒコは借金を返すまでそこで働くことに。白鳥・ド・タチュヒコなる名前でホストとして働き出したが、その裏でバーストの真虎(マコ)が蠢(うごめ)きだしていた……!
『新宿スワン』第19巻のあらすじ(ネタバレ)
まだまだ通過点! 歌舞伎町スカウトサバイバル!! 古巣のスカウト会社・バーストを飛び出したタツヒコは、ホストクラブ・ヴァルゴで働き出すが……。ホストクラブの闇を描く“ホストバブル編”完結!! そして古巣バーストに戻ったタツヒコは、社長の山城(やましろ)からある密命を受ける。その密命とは……なんとライバル会社・ミネルバへの潜入スパイ!! 驚愕の新章“ミネルバ潜入編”スタート!!!!
『新宿スワン』第20巻のあらすじ(ネタバレ)
反吐がでるような嘘をつき、大事な仲間(とも)を裏切った。非情すぎる密偵(イヌ)の世界!! ミネルバ潜入編、白熱の展開!!! なんとか潜入を果たしたタツヒコだったが、ちょうどその頃、新宿で第3の勢力・ハウンドが暗躍していた……。バーストVS.ミネルバ大戦争勃発!? バースト・真虎(マコ)、いよいよ動き出す!!
『新宿スワン』第21~30巻のあらすじ(ネタバレ)
『新宿スワン』第21巻のあらすじ(ネタバレ)
バースト社長・神(じん)。ミネルバ社長・尊(タケル)。歌舞伎町を生き抜く兄弟。タツヒコ、歌舞伎町抗争のさらなる闇へ!! スカウト会社・バーストに復帰したタツヒコは、社長から新たな使命(ミッション)を受け、ミネルバに潜入。幹部の百塚(ももづか)にも気に入られ、スパイとして順調な滑り出しをみせる!! 一方、歌舞伎町では、美竹組(みたけぐみ)が新興の第三勢力・ハウンドを利用し、新宿を牛耳る紋舞会(もんぶかい)との抗争を画策。その裏には真虎(マコ)の影がちらついていた……。
『新宿スワン』第22巻のあらすじ(ネタバレ)
女を抱いたその手から、伝わるのは生命かそれとも……。美竹組(みたけぐみ)をバックに歌舞伎町で勢力をのばしていた第三勢力のハウンドが、歌舞伎町No.1フードル・リカをさらい、抗争のタネにしようとしていた。タツヒコは、リカが監禁されているマンションをつきとめるが、そこで目にしたのは、古巣・バーストの幹部!! 囚われの身になったタツヒコは……。
『新宿スワン』第23巻のあらすじ(ネタバレ)
舞台は歌舞伎町から北海道札幌へ!! 戦慄の新章“すすきの監獄編”開幕!!! 突然の山城(やましろ)兄弟の死。真虎(マコ)の真意。深まる謎を胸に、タツヒコ、北の大地に立つ!! 白鳥龍彦(しらとりたつひこ)は社長の山城神(やましろじん)の密命を帯び、ライバル会社・ミネルバに潜入。だが、タツヒコの身の潔白を証明できる唯一の存在の神が死亡した。タツヒコを待ち受けるものはいったい……!?
『新宿スワン』第24巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社バーストの白鳥龍彦(しらとりタツヒコ)は、北海道すすきのでバーストネオを立ち上げた。森長千里(もりながちさと)や犬飼幸二(いぬかいこうじ)も参加し順風満帆にみえたが、ミネルバ北海道支部から標的にされる。因縁をつけられ、喧嘩となるが、そのときタツヒコはホタルというキャバ嬢の部屋で、高熱により倒れていた。森長と犬飼は突入を決行する――。一方、ウォッチマンの馬頭(メズ)も大きな陰謀の中、暗躍していた!!
『新宿スワン』第25巻のあらすじ(ネタバレ)
東京新宿歌舞伎町――。スカウト会社バーストの白鳥龍彦(しらとり・たつひこ)は、森長千里(もりなが・ちさと)らとともに北海道すすきのでバーストネオを立ち上げた。早くもミネルバ北海道支部と抗争となるが、森長が筋を通したことで終息。一方社長のタツヒコにはホタルという彼女ができる!!全てが順調にいっていたところに立ちふさがったのは、すすきのを牛耳る馬頭(メズ)!!彼の強大な力の前にバーストネオは崩壊の危機に瀕する……!!
『新宿スワン』第26巻のあらすじ(ネタバレ)
警察と組み、絶大な力を持ってすすきのを牛耳る馬頭(めず)の前に、手も足も出ないタツヒコ。だが、辰己幸四郎(たつみ・こうしろう)の死の真相を追い続けている刑事・桜井(さくらい)の喝を受け、本来の自分自身を取り戻したタツヒコは、馬頭が作り上げた監獄をぶっ壊すべく、一対一(タイマン)で対峙する……!“すすきの監獄編”堂々の完結へ!!雑誌未掲載、単行本だけで読めるBONUSTRACKも収録!
『新宿スワン』第27巻のあらすじ(ネタバレ)
スカウト会社バ-ストの白鳥龍彦(しらとり・たつひこ)は、札幌・すすきので新会社・バーストネオを立ち上げる。ミネルバ設立メンバー・馬頭(メズ)と対峙し、真虎(マコ)の目的、そして気高く“スワン”のようであった男・辰巳幸四郎(たつみ・こうしろう)の名を知ったタツヒコは、馬頭をも味方にし、ついに歌舞伎町へ帰還。古巣・バーストへ挑戦を始める!!新宿騒乱の新章『バースト奪還編』スタート!!!
『新宿スワン』第28巻のあらすじ(ネタバレ)
白鳥龍彦(しらとり・たつひこ)はケツモチを持たない新スカウト会社バーストネオを立ち上げ、古巣バーストへ挑戦を始める。一方、バーストのケツモチである美竹(みたけ)組・灰沢(はいざわ)、森長千里(もりなが・ちさと)の幼なじみであるフィラリア・鈴木(すずき)トナミの介入により、歌舞伎町は混乱していく。その最中、タツヒコは仲間を守るためにある「秘策」を打つ!!騒乱の“バースト奪還編”急展開!!
『新宿スワン』第29巻のあらすじ(ネタバレ)
バーストを守るため白鳥龍彦(しらとり・たつひこ)が出した切り札(カード)。それは、タツヒコを次期社長に指名するという前社長・山城神(やましろ・じん)の遺言状であった。一方、フィラリア・鈴木(すずき)トナミは森長千里(もりなが・ちさと)を拉致。バーストを揺さぶり続ける。森長を救うため、タツヒコは森長とトナミを繋ぐ唯一の存在、歌姫・千星(ちせ)ミレイの下へ向かう!!--友よ、オレはオマエを許さない!!
『新宿スワン』第30巻のあらすじ(ネタバレ)
“歌舞伎町(カブキ)”では誰にだって社長になるチャンスがある。――スカウト会社バーストを崩壊の危機から救った白鳥龍彦(しらとり・たつひこ)。一方で真虎(マコ)は復讐計画を進める。その目標は紋舞(もんぶ)会・天野修善(あまの・しゅうぜん)会長。この最大権力者を真虎が狙う理由がついに明らかとなる“復讐の連鎖編”。そして、タツヒコがバースト社長に就任、真虎との激突必至の“歌舞伎町ピカレスク編”の二編掲載!
『新宿スワン』第31~38巻のあらすじ(ネタバレ)
『新宿スワン』第31巻のあらすじ(ネタバレ)
バースト新社長に就任したタツヒコは、ホストクラブで売り掛けがトんだ女・矢野(やの)カスミをめぐり、ミネルバの早乙女朱美(さおとめ・あけみ)と再びぶつかることになる。一方、真虎(マコ)が山城(やましろ)兄弟を暗殺したことを知った百塚裕(ももづか・ゆう)と吉川哲(よしかわ・てつ)。さらに真虎の前に、かつての盟友・関玄介(せき・げんすけ)が立ちはだかり……!!
『新宿スワン』第32巻のあらすじ(ネタバレ)
バースト新社長であるタツヒコは、売り掛けを返済しようと試みている地下アイドル、矢野(やの)カスミのプロダクションを調べるため、秋葉原へと向かう。一方、山城(やましろ)兄弟暗殺事件の真相を知った百塚裕(ももづか・ゆう)と吉川哲(きつかわ・てつ)がミネルバを去り、窮地に追い込まれたミネルバ社長代行・早乙女朱美(さおとめ・あけみ)がついにタツヒコへと牙を剥く……!!
『新宿スワン』第33巻のあらすじ(ネタバレ)
“歌舞伎町(カブキ)でもっとも輝いていたカリスマは、歌舞伎町でもっとも残酷に、死んだ――。”新宿スワン最大の謎にして最大の悲劇“辰巳幸四郎(たつみ・こうしろう)殺害事件”その全貌、ついに解禁!! 死の真相とは? そして、真虎(マコ)が復讐の鬼と化した悲劇とは!? 衝撃に次ぐ衝撃が吹き荒れる、“歌舞伎町スカウトサバイバル”第33巻!! 必・読!!
『新宿スワン』第34巻のあらすじ(ネタバレ)
朱美(あけみ)の起こしたビル爆破事件は、歌舞伎町での紋舞(もんぶ)会と美竹(みたけ)組による内部抗争の引き金となってしまっていた。一方、バーストの馬頭冬偉(メズ・トーイ)はタツヒコを救うため、天野(あまの)を追う刑事の桜井(さくらい)、そして真虎(マコ)と再会する。舞台が大きく動き出し、物語が加速する!!!
『新宿スワン』第35巻のあらすじ(ネタバレ)
タツヒコと天野(あまの)は柚木(ゆずき)組総本部での幹部会を終え、天野を虎視眈々と狙う真虎(マコ)の待つ“香港”へと向かう!! 更には、警察の桜井(さくらい)、堀田(ほりた)からの刺客である灰沢(はいざわ)ら天野を追う役者たちも続々と“香港”へ到着するのであった!!! 圧倒的スケールの中、終の舞台“香港”でそれぞれの思惑が激突する――!!!
『新宿スワン』第36巻のあらすじ(ネタバレ)
紋舞(もんぶ)会会長・天野修善(あまの・しゅうぜん)を日本の裏社会のトップにするための、天野の右腕である下里(しもざと)と柚木(ゆずき)組幹部による裏取引。その条件は、“1週間で600億”を集めること。天野と真虎(まこ)の戦いの行方は!? そして、飛び込んだタツヒコの運命は!? 今、日本と香港、2つの地で、運命の「LAST7DAYS」が始まる――!!! すべてが始まり、すべてが、終わる――。
『新宿スワン』第37巻のあらすじ(ネタバレ)
香港編、ついに佳境へ――!!! 豪華客船からリョーコと共に飛び降りたタツヒコは、なんとか無事に生還し、森長(もりなが)たちと合流を果たす。そして、森長とともに灰沢(はいざわ)を倒すコトを決意する。一方、天野(あまの)の策略を看破した警察の桜井(さくらい)と真虎(マコ)。天野の裏金運搬を何とか阻止するタメに奔走するのだった。そしてついに、タツヒコ&森長vs.灰沢、真虎vs.天野の直接対決が始まる!!!
『新宿スワン』第38巻のあらすじ(ネタバレ)
東京新宿歌舞伎町――。森長と共に因縁深き灰沢との戦いに赴き、見事勝利したタツヒコ。一方、そのタツヒコを待っていた真虎の前に突然、宿敵の天野修善が姿を現す。そこで天野から、卯月の裏切りと策略の全貌を明かされ、真虎は涙を流し敗北を認める。そして、遅れてその場に到着したタツヒコに、日本へ帰ろうと告げるのだった……。現代最高のピカレスク、ついに最終巻―――――!!
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『新宿スワン』の口コミ・ユーザーレビュー
よくある他の漫画の安いセリフなんかよりかっこいい。ちょっと酷いんじゃないかと思っても、本当にそんなのはただの綺麗事に過ぎなくて、でも、主人公やまこさんらは筋を通すとこは通してていいてすね。 勝手だけど、こういうところでも組織はしっかりあっ て、循環しているんだなって思いました。
(Review by コミックシーモア)
絵の好みは分かれそうですが、こうしたジャンルの漫画は今まで知らなかったので新鮮でした。タツヒコはじめ登場人物たちの行動が、場面場面において、なんでそこでそう考えてしまうんだ!?と感じさせるところも人間味があるというのか、ある種納得させられて しまうのは作者さんの力量が凄いということなのではないでしょうか。 まだ途中ですが、タツヒコやマコに目が離せなくなっています。
(Review by コミックシーモア)
話としてはかなりダークな部分があるのだが、物語としては、とても救われている。その理由はもう、白鳥タツヒコという主人公の「生き方の明るさ」以外にはないと思う。
ともすれば陰惨な世界の中で、タツヒコは、場違いなほどに圧倒的な真っ直ぐさでもって、明るく生き抜いている。(Review by めちゃコミック)
最初は路上でのスカウトの話ですが、どんどんディープになりどんどん面白くなり、ヤクザ、闇金、風俗、警察、ホスト、スカウトたちの熱い人間ドラマが展開されます。伏線の張り方、回収も感動ものです。
(Review by BookLive!)
ジャンプしか読みませんでしたが、この漫画がきっかけで他の雑誌の漫画も読む様になりました。絵にも話にもリアリティがあり、緊迫した場面や楽しい場面などそれぞれをしっかり表現出来ていて、つい読み入ってしまいます。お勧めです。
(Review by Renta!)
作品概要『新宿スワン』
作者(著者) | 和久井 健 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊ヤングマガジン |
出版年 | 2005年 |
ジャンル | 裏社会・アングラ / バトル・アクション / ヒューマン / 社会・ビジネス / ベストセラー / ドラマ化 / 映画化 / 実写化 |
巻数 | 38巻[完結] |
主な登場人物 | 白鳥龍彦 / 真虎 / 山城神 / 関玄介 / 時正 / 森長千里 / 亀山 / 根駒崇 / 葉山豊 / 牛尾忠利 / 鼠賀信之介 / 南ヒデヨシ / 川口洋介 / 犬飼幸二 / 井出登 / 鳥居 / 吉川哲 / 百塚裕 / 天野修繕 / 灰沢 / 裕香 / アゲハ / カエデ ほか |